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毒親に育てられると、子どもはアダルトチルドレンになりやすい

皆さんこんにちは。こうです。

毒親とは、過干渉や支配的であったり、また暴言・暴力などで、子どもを自分の思い通りに支配したり、

子供のことを大切にしないで自分のことしかしない。まさに、子供にとって、「毒になる親」と言います。

ここ最近では、「毒親」という言葉がフューチャーされてきました。

NHKでも毒親に関する番組が放映されていたり、たくさんの書籍が出ていますよね。それぐらいまでに、今の子どもたちが、生きづらさを抱え、自分ではどうすることも出来なくて苦しんでいるんだと思います。

毒親の特徴

毒親にはある特徴があります。

支配的

支配的な親の特徴は、自分の思い通りにいかないと機嫌が悪くなったり、怒り狂ってしまうことが多いです。また、子どもを物のように扱いがちになっていることも一つの特徴です。

支配型を極端な言い方をすると、子どもの心に親の存在を植え付けると言ってもいいのではないかと思います。

支配型の親に育てられてい私自身もそうでした。

友達と遊ぶときも、なぜか心の中に親が出てきて、「遊んだらお父さんに怒られてしまう」とずっと思ってしまい、遊ぶことが出来ず、その怒られてしまうという恐怖心が心の中にありました。

まさに、これは支配的な親に育てられている特徴です。

何かをするにしても、「親はどう思うのか」とか「怒られてしまう」ということを考えてしまっているのは、

まさに支配をされて育ってきているんだなって思います。また、支配的な親がよく口にする口癖というのもあります。

過保護

以前テレビドラマでもあった、「過保護のカホコ」というドラマがありました。

黒木瞳さんが母親役を演じ、娘がするすべての行動に口出しをするという、中々強烈なドラマでもありました。

過保護の特徴は、「子どもが望んでいることのすべてを親がやってあげるというのが特徴になります。

自分の子どもが可愛い故に、必要がないのに親が手を出したり、子どもが失敗をする姿を見たくないために失敗させないように親が手を出すこと。

まさに、子どもの自立を阻むことをするのが過保護と言ってもいいのではないでしょうか?

ここでポイントなのが、過保護は子どもの願い以上に答えてしまうということです。

あくまでも子供が望んでいることに対して、親がそれ以上に答えてしまうことなんです。

なので、過保護に育てられた子どもは、わがままであったり、お姫様タイプに育ってしまったり、自分の意見はすべて聞いてもらえると思っていることがあります。

また、近年では、過保護はすべてが悪くないという考え方があります。

それは、子どもが望んでいることに対して、ある一定のラインで親がそれを満たしてあげることは子供にとって自分から自立出来るという考え方です。

たしかにそうだなって思います。

ですが、注意しないと行けないのが、その一定のラインを超えてしまうと、過保護になってしまい、子どもが自分から自立できなくなってしまうのが注意しないといけないことです。

過干渉

過干渉は、過保護とはちがい、子どもが望んでいないことをやらせる。親の望んでいることを子どもにやらせるということです。

過保護とはちがい、子供が嫌がっていても親が聞いれないのが過干渉の特徴です。

もっと噛み砕いていうと、子どものことをすべて親が決めるということです。

子育てをしていく上では子どもに関わることはとっても大切ですが、関わりすぎる、親が手を出しすぎてしまい、子どもが望んでいなく親が望んでいることを子どもにさせてしまうと過干渉になってしまいます。

よく、子どもが決めるべきことまで口を出すのにはこういった理由があります。

「心配だから」とよく言いますが、子ども自身の安全を心配しているというよりも、子どもが親の理想から外れた行動をするのが心配なだけではないのかなーって思ったりします。

暴言・暴力

最近では、よく児童虐待というのをニュースで目にします。まさに、毒親のそのものを表す事件になっていると思います。

なぜ、子どもに親が「暴言・暴力」を振りかけてしまうのか?

それは、親自身がそう育ってきたからでしょう。

これを、「世代間連鎖」とも言います。

これは、過保護や過干渉がエスカレートしてくると、暴言・暴力を使って子どもを支配しようとするケースが多いです。

自分の考えていることや自分の思い通りに子どもが行動しないと、その行動をさせるために、暴言・暴力を使って、支配させようとします。

そして、子どもは「怒られたくない」「殴られたくない」という恐怖心の中で、「なぜ殴られないといけないのか」という疑問を捨ててしまいます。

それは、「考えたとしてもどうせ殴られる」という考えになってしまうからです。

そうすると子どもは、「親に殴られるか殴られないか」という理由で物事を判断してしまうので、

自分で考えて行動するという力がなくなってしまいます。

ネグレクト(育児放棄)

幼少期に、親からのスキンシップや愛情をもらうことが出来ないと、大人になったときに生きづらさを抱えてしまうことになります。

そして育児放棄の家庭に多くあるのが、家事を一切せずに育児放棄をしてしまっている親です。

たとえ、子どもが事件に巻き込まれても、子どもが悩みを抱えて家にいたとしても、育児放棄をしている親は、他人のように子どもに接してしまっています。

育児放棄の親に育てられると、子どもは必然的に「一人でいきていけないといけない」「誰も私のことを助けてはくれない」と思ってしまい、より親子の関係性は悪くなってしまいますし、子どもは間違いなく生きづらさを抱えてしまいます。

毒親に育てられてしまうと、こういう生きづらさを抱えてしまう

毒親に育てられてしまう子どもたちは、こんな生きづらさを抱えてしまいます。

自己肯定感を持つことが出来ない

毒親に育てられてしまうと、誰しもが抱えてしまう、「自己肯定感の欠如」

自分で何かを決めていくことが出来なかったり、自分に自信が持てなくなくなります。

大抵の人は、自分で何かを決めて成功を繰り返していくプロセスをしていくことで、自分に自信が持てるようになりますが、支配的な親に育てられてしまうと、このプロセスを踏む前の段階で、自分で決めることが出来ないことが多いので、「自己肯定感」や「自信を持つ」ことが出来ません。

「自分は何をしてもだめだ」「所詮、私は何も出来ないんだ」と思い込んでしまいます。

またこういった、「人生脚本」を決めてしまいます。

幸せを捨ててしまったり、幸せから逃げてしまいがち

今まで自分の幸せを大切にして来ないで生きてきました。

なので、自分が幸せに感じるとき、なぜか心では、「居心地が悪い」と感じてしまったり、「私は幸せに思ってはいけない」と思ってしまい、自分から幸せに感じることや幸せから逃げてしまうことがあります。

歪んだ思い込みを持っている

毒親に育てられていると、考え方や事柄の受け取り方に対して、普通の人とは違う思い込みがあります。

極端なネガティブ思考や、必要以上に自分を攻めてしまったりしています。

この歪んだ思い込みや考え方があると、人間関係などがうまく行かなかったりして、生きづらさを抱えてしまいます。

自分から人間関係を切ってしまう

人間関係が続かず関係を自ら切ってしまったり、人の輪に溶け込めず居心地が悪くなってしまい、自らのその関係を切ってしまったりしてしまうのも一つの特徴です。

自分自身の劣等感や自尊心(セルフイメージ)が低いことによって、自分が望んでいる人間関係を築けずに切ってしまいます。

これは、「自尊心(セルフイメージ)が低い」ことからくるものになります。

毒親に育てられてると、「大切にされている」「愛されている」というものがなかったり、変な愛されかたをされているので、他の家庭に比べると、どうしても、自尊心(セルフイメージ)が低くなってしまうのが辛いところです。

どうしたら生きづらさを克服出来るのか。

生きづらさを抱えている私たちは、「愛されている」「大切にされている」という感覚が少ないです。

それゆえに、人間関係で苦しさを感じてしまったり、自分がこれからどう歩めばいいのかを考えたときに「何をしたらいいのかわからない」と悩んでしまいます。

やっぱり、これも根底的な原因は、「愛されている」「大切にされている」という感覚が低いからかなと思います。

アダルトチルドレンであることに気づく

私は、20歳のときにアダルトチルドレンであることを知りました。

ちょうどうつ病になっていたので、どうやったらうつ病が改善されていくのかを調べていたときに、「アダルトチルドレン」という言葉を知りました。

初めてアダルトチルドレンというのを知ったとは、なぜかショックな気分になりました。あー、やっぱり僕の人生って病んでいたんだなぁって思いました。

でも、ここから僕の人生が変わったターニングポイントかもしれません。

なので、自分自身がアダルトチルドレンなのかどうかを知ることがとっても大切だと思います。

生きづらさを抱えていることに気づく

生きづらさを抱えていることに気付ける人は多くありません。

  • なんでこんなにも人生がうまく行かないのか
  • 人間関係で苦しさを感じてしまうのはなんでだろう

などと、原因がわからないことに悩んでいる人が多くいます。

私は、まずは、生きづらさを抱えていることや苦しいと感じていることに気づくことが一番大切だと思います。

まとめ

今回はあまり内容がイマイチな文になってしまいましたが、私がアダルトチルドレンを克服出来たことの始まりは、

アダルトチルドレンを知ることとなんで生きづらさを抱えているのかを考えたところから始まりました。

そして、自分が育ってきた家庭環境を少しずつ思い返すようになりました。

これらのことを私は克服するためにやってきたことです。

今は、完全に克服することは出来たかたと言われたら、違うかもしれません。

ですが、アダルトチルドレンの自分というものを受け入れることが出来、今生きていることがとても幸せです。

アダルトチルドレンとしてい生きてきたことは、とっても辛いことだと思います。

それによって、今の私自身の生き方が生きづらさを抱えてしまっているからです。

ですが、アダルトチルドレンとして生きてきたことで、たくさん得ていることもあります。

一人の人を大切にすることや自分の心・心の声を大切にすることが一番に大切なんだと気づきました。

これは、アダルトチルドレンだったからこそ、気づくことが出来たものだと信じています。

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