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親が離婚しそうな人へ。僕は、両親が離婚したけども幸せに暮らせてるよ。

2022年5月23日


私は、今29歳ですが、両親は僕が22歳の時に離婚しました。

最近は熟年離婚などの記事を目にすることが多いですが、

まだ日本は離婚に対してマイナス意識が強いのかなと思います。

私自身は未婚ですし、離婚の気持ちというのはまだ未経験なのでわかりませんが、

親が離婚をした子供としての気持ちはわかります。

その当時、両親が離婚をしたとき私自身も心が混乱をしてしまいました。

ですが、時がたつにつれ、自分自身が色んなこと考えていく中で、結果的に両親が離婚をしたとしても自分は自分の人生があるから関係ないんだなって思うことが出来ました。

今回の記事は、両親が離婚をしそうなあなた。

そして、いま離婚を考えている夫婦の方に読んでもらいたい記事になります。

両親が離婚をした私の経験をもとに、子供の目線でこの記事を書きます。目次

22歳の時に両親が離婚した

私が両親の離婚を知ったのは、母からの電話でした。

私が20歳の時に家から飛び出して、

今まで住んでいた場所とは違う場所へ引っ越して、

自立への道を進んでいました。

そして22歳の時に母から電話があり、

「お父さんとお母さんは離婚することになった。

あなたたちには迷惑のかからないようにしているから。安心してね。

離婚してもあなたのお父さんとお母さんには変わらないから、

いつものように接してもらっていいからね」

との電話をもらいました。

正直離婚したと聞いたときに、

「僕のせいでこうなってしまったのかな」と思った気持ちと、

ホッとした気持ちがありました。

僕のせいでこうなってしまったのかと思った気持ちは、当然ながらアダルトチルドレンならではかなと思います。

アダルトチルドレンとして、プラケータータイプとしての感情だと思います。

それぐらいまでに両親との間に入り、そして、両親が仲良くいることが僕自身の存在そのものだったからです。

そして、もう一つの気持ち、なぜ、ホッとしたのか。

それは、自分や兄弟や親がいつまでも、依存状態のまま・機能不全家族のままではいけないと思っていたからです。

だからこそ、ホッとしましたし、自分が自分の人生を生きないと行けないと思ったからです。

だから、離婚というものを受け入れることが出来たんだと思います。

離婚のおかげで自立意識が芽生えた

離婚したおかけで、より一層自立に対しての意識が変わっていきました。

「いつまでも親に甘えてはいけない」と。

親には親の人生があるし、たとえ、私の人生に対して親があれこれ言ったとしても自分の人生は自分持ち。

自分が自分で考えて行動していかないと行けないんだと思いました。

そのおかげで、今私が自立しているんだなと思います。(時には、甘えることも必要!)

また、離婚したからといって、自分の親には変わることはありません。

先ほども母のセリフであったように、離婚したとしても自分の親には変わりませんし、

私を生んでくれた親という事実には、他の何にも変えることができません。

そして、幸いにも、私の両親は、子供たち一人ひとりに、しっかりと向き合ってくれていました。
(父と母の間の連絡などは一切ありませんでしたが、、、)

父と母の立場を考えたとしても、生まれたときから育てている子供のなので、簡単には見放すことなんて出来ません。

だからこそ、離婚したとしても、親と子の関係は切っても切り離せないものなのです。

だからといって、「親が離婚したせいで、自分がこんなにも苦しい思いをしている」と思う方と思います。

当然です。その気持ちをもったままでいいんです。

でも、そういいつつも、どこか心の奥ではいつまでも親のせいには出来ない気持ちが眠っていますし、

自分が変わっていかないと行けないんだと気づいているはずです。

今家族を持っている人は大切にしてほしいこと

離婚をした子供だからこそ、離婚する前からこうしてほしかったと感じる気持ちがたくさんあります。

それは、

  • 食事・食卓の時間
  • コミュニケーションの時間

この2つはぜひ、大切にしてもらいたいことです。

なぜ?私の家族にはこの2つがなかったからです。

なかったからこそ、この2つを大事にしてもらいたいです。

子供にとって、食事とコミュニケーションは親からの愛情を感じるときなのです。

ここを疎かにしてしまうと、子供は愛情飢餓・愛着障害になる傾向があります。

この時に子供が愛情を受け取っていないと、

子供が大人になった時に、「自信がない」などと、思ってしまい、心に傷を負ったり、生きづらさを抱えてしまいます。

子供がいざ、大人になって子供が出来た時に、自分が愛情体験をもらっていないので、

子供に対しても自分がされたように育ってしまう傾向が強いです。

だからこそ、食事とコミュケーションはぜひ大切にしてもらいたい。

みんなが揃ってご飯を食べられるときは、子供のときにしか味わうことができません。

大人になっても味わうことは難しいのです。

親と子も「一人の大人」になる

先程も、お話したように、私は両親の離婚をしたことをそれぞれから事後報告でした。

もちろん、寂しさはあって、もう二度と前のような家族に戻ることはないのかなと思いました。

ですが、それも私達が自立して生活する大人だからこそなのです。

だから親は、自分たちが生きたいように生きてもらってていい。そして、子どもたちも子供が好きなように生きていていい。

だって、離婚は両親が話し合って決めたことですし、子どもたちがとやかく言う必要というのはないのです。

子供は子供でしっかり考えます。わたしがそうだったので。

離婚をした子供だからこそ、親と子供に言いたい言葉

子供の立場から離婚を迷っている親に言える言葉があります。

子供の立場から離婚を迷っている親へ

それは、離婚したってわたしを育ててくれた親であり、大切な親だから離婚をしてもいいです。

この言葉は胸を張って言えます。離婚したって、私にとっては父でもあり母でもありますから。

他の人には変えることが出来ない存在なのです。

離婚しても会いたいなら会っていいし、子供孝行したいならしていい。

あなたが負い目を感じる必要も全くない。 離婚したくて悩んでいる親のみなさん。

離れたほうが良い人生になるのであれば、離れていいと思います。

でも、子どもにはたくさんの愛情を注いでください。

そして、お互いの悪口は言わないでください。聞いてる子どもはめっちゃ辛いです。

そして、今親が離婚でもめている子供へ

いまのその状況苦しいよね。わかるよ。

僕も中学生から両親がずっと離婚する離婚するって言っていたのを聞いていたから、

子供としては、

「お父さんとお母さん、別々になってしまうの?」
「僕はどうすればいいの?」

って思うよね。

どうしていいのかわからないよね。当然だよ。

辛かったらその場から逃げてもいいんだよ。

おじいちゃんおばあちゃんの家に行っていいし、

離婚の話をし始めたらその場からいなくなって、その話を聞かないようにしよう。

そうしないとあなたのエネルギーがどんどん無くなってしまうから。

また、もし両親に言えたらでいいけども、

離婚してほしくなかったらその気持ちを親に言ってごらん。

絶対にあなたの気持ちを汲み取ってくれるよ。

まとめ

離婚を悩んでいる親御さん、そして両親が離婚をしそうなお子さん、そして、「離婚」というものに、マイナスに思う方や今悩んでいるかたにぜひ読んでもらいたいです。

離婚=マイナスではありません。

そして、私自身が離婚をされた子供です。

その当時の気持ちやこうしてほしかったことを書きました。

ぜひ、参考になってもらえればいいです。

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