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アダルトチルドレンの特徴!この症状の人は隠れアダルトチルドレンかもしれない!

皆さんこんにちは!こうです!

Twitterを見ていると、「私はアダルトチルドレンなのかしら?」というTweetを見る機会が多くあります。

自分の中にいろんな生きづらさがあると、つい「私はアダルトチルドレンなのかな?」って思うことってありますよね。

今回は、改めてアダルトチルドレンの特徴を書いて見ますので、自分がアダルトチルドレンなのかどうかが気になる人は、見てみましょう!

アダルトチルドレンとは

改めて、アダルトチルドレンとはなんでしょうか?

アダルトチルドレン(AC)は、自分の子供時代に親の関係、またその家庭状況によって、子供が何かしらの心の傷を負ったままた成人をしている人のことを言います。

親との関係でトラウマとなりうる体験としては、アルコール依存症や薬物依存症、セックス依存症、ギャンブル依存症、ワーカーホリックなどといった嗜癖の障害の親の元で育つことや、機能不全家族の元で育つことなどが挙げれれます。

また現在では、アダルトチルドレンの解釈が広がり、アルコール依存症のある親の元で育った人だけではなく、愛情不足で育ったこと、子供なのに親のように生きさせられたことや、子供が子供らしく生きることが出来なかったことなど、現在の生きづらやパーソナリティに影響している状態としても使われるようになっています。

数年前まで、アダルトチルドレンとは、親がアルコール依存症の過程で育ち成人した人のことを言っていました。

「Adult Children of Alcoholics」と英語でもいいます。

ですが、最近では、アダルトチルドレンの定義が時代とともに変わっていきました。

親からの支配や精神的・身体的虐待や家族の不仲、家族離散などといった機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えている人という捉え方に変わっていきました。特に日本では、信田さよ子先生による本が新しく出たことで、よりアダルトチルドレンが浸透していきました。

では、なぜ、よりアダルトチルドレンという言葉が浸透してきたのかというと、アルコール依存症の家族でも、現代の機能不全家族でも、根底的な原因は同じだからです。

アダルトチルドレンの原因となる出来事

アダルトチルドレンには、様々な原因と要因がいくつかあります。ただ、多くの場合は、親との関係や家庭環境です。

いくつか例を挙げてみます。

虐待を受けていた

身体的虐待や精神的虐待、性的虐待、育児放棄などのネグレクトが代表な例として挙げられます

こういったネグレクト・虐待が常に家庭の中で行われていると、子供の心や身体の成長に影響を受けます。

  • 他人との人間関係を築くのが難しい
  • 自分に自信が持てない
  • 自己肯定感がない
  • 心を閉ざす
  • 引きこもりになる
  • 非行に走りやすい

などといった特徴が生まれてしまいます。

子供は、虐待が行われている家庭環境にいると、無意識に自分を守るを持ちます

しかしながら、その術は、人間関係や社会の中ではデメリットになってしまうことがほとんどです。

だからこそ、大人になったときに生きづらさを抱えてしまうことになります。

機能不全家族

機能不全家族とは、本来の家族にあってしかるべ機能がその家族で不十分になっていること、機能が不全していることの家族のことをいいます。

その家族で育っている子供には、十分な愛情が注がれていなく、親が与えてくれる安心感、自由な時間や場所、心の安心感や平安感が与えられていないことが多です。

普通の家族ならば、人としての尊重があったり、励まし合ったり、慰め合ったり。ときには、倫理的にダメなことはダメと良いしつけができることが多いですが、それがないのが機能不全家族です。

なので、自分の家族と他の人の家族を比べて、なにかオカシイところやストレスがあるところ見て比べて見てください。自分の家族が機能不全家族であることがわかるかと思います。

世代間連鎖の家庭

機能不全家族のひとつには、世代間連鎖というものが、あります。

私たちアダルトチルドレンは両親が毒親であるということは間違いありませんが、実はその両親の両親が毒親というケースがあります。

つまり、何世代にも渡って、毒が子供に流れてしまっていることがあるんです。

なので、私達から見たら祖父母も、実は支配的であったり、アルコール依存症であったりと、何かしらの依存症を抱えており、それ故に私達の両親もアダルトチルドレンであるというケースがあります。

なので、ここで親の味方をするわけではありませんが、親もアダルトチルドレンの場合、無意識で親にされたようにあなた自身にしている可能性が高いです。

親が病気を患っていた

こちらは機能不全家族と似ていますが、親が病気を患っている場合もアダルトチルドレンになっている可能性があります。

本来、子供は子供の年齢の時に、子供らしいことをするのが普通です。

ですが、子供の時に親の精神的・肉体的な介護やケアをしていると、どうしても自分のことを置き去りにしてしまいます。

そうすると、やはり大人になったときに、「甘える」「人にお願いをする」「自分の気持ちも大切」などということが、他の人より圧倒的に少ないので、大人になったときに、「生きづらさ」として症状を抱えてしまうことが多いです。

大人になったアダルトチルドレンの特徴

では、大人になった時、あなた自身がアダルトチルドレンであるとき、どんな症状が現れるでしょうか?

よくある症状を上げてみたいと思います。

自分の意見が言えない

自分の意見や気持ち、考えが人に言いにくい人は結構アダルトチルドレンの人が多いかと思います。幼少期に親に自分の感情や気持ちの表現や意見などを言うことが出来なったために、大人になったとき、自分の意見が言えないということがあります。

セルフイメージが低い

アダルトチルドレンの人は、愛されて育っていない家庭・機能不全家族の元で育ったことで、愛情不足の家庭で育っています。それ故に、愛情不足で育ってしまうと、自分の評価やイメージでもあるセルフイメージが圧倒的に低いです。

もはや、「自分なんて生きていい存在なのかわからない」とか、「自分は生きる価値なんかない」といったイメージを持ってしまうために、セルフイメージが低く、自分に自信が持てず、常に自分を責めてしまうなどといったことが起こります。

人間関係を築くのが苦手

アダルトチルドレンの人は、子供の頃に人間関係の基本を学ぶことが出来なかったことで、どうやって人と接していいのかわからなくなってしまいます。

そのため、人との距離感がつかめず、過度に依存をしてしまったり、逆に人のことを信用することが出来ないということもあります。

生きづらさを抱えてしまう

大人になったときに、何かしらの生きづらさを抱えてしまうことがあります。

  • セルフイメージ(自己評価)の低さ
  • 自己肯定感を持つことが出来ない
  • 自信を持つことが出来ない
  • 楽しめない
  • 真面目すぎる
  • 敏感になってしまう

などといった様々な症状があり、それが生きづらさとなって私たちの心の苦しさとなっていることがあります。

承認欲求が強くなってしまう

小さい頃に親から愛情不足で育ったことで、存在を受け入れいてもらえないで育っているので、大人になったときに、「私を受け入れてほしい!!!」という承認欲求を人に求めることが多くなります。

これは本来なら幼少期に与えられる親からの愛を、無意識に求めてしまうんですね。

よく援助交際をしてしまう女の人は、建前だとお金がほしいという欲求がありますが、本音の中では無意識の中では、「私を受け入れてほしい!!!」という欲求があることで、援助交際をしてしまうことがあります。それぐらいまでに、幼少期に親からの愛情をもらえないと、大人になったときに承認欲求を求めがちになってしまうことがあります。

アダルトチルドレンのタイプ

アダルトチルドレンには7つのタイプがあります。

  • ヒーロー(優等生)
  • スケープゴート
  • ロストワン
  • ピエロ(道化師・マスコット)
  • ケア・テイカー
  • プリンス・プリンセス
  • プラケーター

の7つのタイプがあります。

このタイプを詳しく書いている記事がありますので、ぜひ御覧ください。

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アダルトチルドレンの人におすすめの本

私が読んだ本の中で、ぜひアダルトチルドレンの人におすすめの本がありますので、ご紹介します。

まとめ

このように、愛情不足の家庭で育ち、生きづらさを抱えてしまったアダルトチルドレンの私たちは様々な症状を抱えて、他の人とは何かが違う生きづらさを抱えながら、歩まないといけません。

ですが、少しずつ自分を知る事をしていくと、自分の過去を知ることができ、また今の自分を知ることも出来るので、自然と自己受容をすることが出来ます。

アダルトチルドレンの癒やしというのは、正直時間がかかっていくと思います。今までの人生を振り返り、見つめ、受け入れることは、相当なエネルギーを使うので、途中でいやになったり、親との葛藤も生まれてくるので、苦しいと思います。

ですが、大丈夫!必ず、心が軽くなっていきますし、今の生きづらいあなたから、あなたらしい自分の人生を歩むことが出来る。そう、確信しています。

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